アディクションと「12のステップ」

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今日は「完全につながる」読書会。
最近は読み合わせをしながら 人生について語る時間になっています。
(人生の語りがメインになっているかも・・・。)
著者でもある「リタマリー・ジョンソン」の生き方が 尋常じゃなく凄い。
女性としての生き方は勿論、自分の中にある痛みやその痛みがあるが故の経験や、社会活動などが赤裸々に語られています。
触発されて、それぞれが自己開示。

人それぞれの生き方や 表面化しない心の奥に仕舞い込んだ痛みをお互いにケアし合うことがこの会の目的に変わっていっています。
じっくり向き合える、そしてその奥のパワーにつながることで。新しい未来への構想へとつながっています。自分が生きることを頑張らず、自分が自分を認めて生きること。

みなさん、「12のステップ」て、知っていますか?
アメリカや海外では身近なケアとしておこなわれているものだそうです。
これは、アルコール依存のAAに12のステップ
http://www.al-anon.or.jp/about/property.html
アディクション(摂食障害OA、アルコール依存AA、薬物依存NA、買い物依存、性依存、、、など)の回復や自立を促すワーク。それぞれにあるステップ。棚卸しなどかなり本格的・・・。
依存症状の緩和や 中毒者からの被害を受けて(子供)痛みを抱えた方々をサポートする コミュニティや活動、つながりです。


アディクション
嗜癖 – Wikipediaja.
日本では嗜癖、中毒症状を指す言葉として使われています。
私は中学2年〜3年の思春期に摂食障害になり、かなり苦しい経験をしました。自分ではどうにもできない 自分の欲求や行動に苦しみました。(略してOA・・・)
今は症状はありませんが この「12のステップ」の活動の話を聞いたとき、引き込まれる感覚がありました。
社会の中で環境や構造に押しつぶされそうになってもなお、生き延びてきたいのちが沢山あること、そしてそのもがきや苦しみの中で頑張っている人が沢山いること、そして今、日本の周りを見渡すとアディクションやアレルギー反応、体や心の反応として、敷かれた環境に順応できず「No~!」という声が溢れていること。


アメリカで日常的なサポートがあるという現状から、アメリカの社会的基盤に対し不安をいただいた感覚と直感。
私たち人間は、限界なのではないでしょうか。
考え方や意識を変える必要がある・・・。
一部分の利益や特権構造に人間自体がついて行けない状態になっていること。私が、中学3年生の時に、この世の中に絶望を感じた。あの時あの感覚、そうであるように、世の中が大きく変化している。危険!
破滅ではなく、共存へ。相互関係へ、
本当の「意識」と「愛」「人間であること」を取り戻さなければ・・・。

「何ができるだろう・・・」
「どこで、わたしが生かされるのだろう・・・」
人間が人間であるための精一杯の抵抗がいま、あちこちで起きている。
その 抵抗に気がついて 自分を大事にして欲しい。


自分の感覚を麻痺させ 無自覚。無感覚になり、ただ無意識に生きる。
そうしてまでも「生きる」選択をして生き延びてきたいのちがそこにある。
その美しさを 醜いと言わないで欲しい。
その美しさを いのちある限り生かしたい・・・。
この流れを汲んだのは、「戦争」です。
私たちは戦争で、もう充分に傷ついています。戦争の影もなく街や社会は復活したように見えていますが、「心」のケアが足りていない。
追い討ちをかけるように震災やコロナ、「なぜ人間は気が付かないんだ!早く気がつくんだ〜!!」と、起きているようにしか思えない。

世代を引き継ぐ「負の連鎖」「虐待」「暴力」「言葉」「駆け引き」・・・破滅する前に、連鎖を止める。立ち上がるためのケアを・・・。
コミュニケーションの仕方を知ること。
今までの常識が常識ではないことに気がつくこと。

この「12のステップ」の話を聞かせていただく機会があって、立ち止まり、深く掘り下げて考える。
子供達の未来、「苦しみ」や「恥」や「軽蔑」は ここで終わろう。
自分が生き生きすることで生きて欲しい。
世界を「愛」でいっぱいにしよう♡

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